社会人になったら保険に加入するものですよね!
しかし、そもそも保険は何のために入るのでしょうか?
「安心を得るため!」では搾取されている可能性があります。
この一言は、保険を考えつくした上で最後にでる一言にしないと、何も考えずただ安心のため!では大きな損失を垂れ流し続けることになるかもしれません。
わたしが考えつくした上で必要と判断する保険は2つです。
1.自動車保険、2.火災保険です。
ただし、生命保険は世帯持ちで貯蓄が少ない場合には考慮してもよい、この程度です。
わたしのツイートです。
外貨建て保険、個人年金保険、貯蓄型保険、がん保険、学資保険はすべて不要だが、iDeCo、企業型DC、積立NISA、ジュニアNISAはすべて必要😌
— 配当くん (@haitoukun) July 14, 2020
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*8月6日記事執筆時における数値です。
単純に37,560人の方がこのツイートをみて、4,374人の方がこのツイートに反応したことを意味しています。
保険は支払いが青天井となる事柄に対するヘッジとして考える
1.運転中に人にぶつけて大けが、場合によっては人の命を奪ってしまったら?
2.料理中にコンロの火が引火、家が丸ごと焼けてしまったら?
こういった事態にはならないよう願いたいですが、いくら注意していても起こってしまうこともあります。
こういった際、相手への損害賠償など、家計の経済的負担は数千万~数億になる可能性があります。
いくらなんでもこの額を、持ち金で補填できる人はほとんどいないでしょう。
こういった起きてしまったら、支払いが青天井になる事柄に対するヘッジ(回避)として保険を活用します。
つまり、1.自動車保険、2.火災保険は、支払いが生じた際には、額が青天井になり家計が完全に崩壊しますので必須の保険です。
生命保険や医療保険は必要じゃないのか?
自分が死んでしまったら、残された妻や子供は経済的に生活できない?
この問いに、よく考え、答えがYesであれば、生命保険は加入してもいいでしょう。
案外そうでもないNoであれば、生命保険は未加入、加入中の保険の解約を考えればいい考えています。
Yesと答えた人も、本当にYesなのか考えてみましょう。
お葬式代100~300万、残された子供の教育費、家族の生活はやっていけなくなりますか?
遺族年金を考慮した場合、残された家族が仕事をする場合、まとまった貯蓄がある場合、実家に戻る場合、残された家族の両親がまだ元気で現役でいる場合で状況は異なります。
各家庭の状況で考えてみみると、必ずしもYesではないのではないでしょうか。
突き詰めて考えてYesと答える場合は、貯蓄がなく子供がまだ小さい世帯で、尚かつ両親に頼れない環境下におかれた限られた世帯であると思います。
つまりこういった世帯環境でなければ、生命保険さえ必要ではないと考えられます。
では、医療保険はどうでしょうか?
医療保険はなおさら不要だと考えれます。
生命保険文化センターの「2019年度生活保障に関する調査」によると、高額療養費制度を利用した人・利用しなかった人(適用外も含む)の両方を含め、病院窓口で自己負担額がいくらだったのかが明らかになっています。
平均は20万8000円!
もちろん平均ですので、20万8000円を用意しとけばいいわけではありませんが、何百万もかかるわけではないということを理解しておきましょう。
どうしても心配であれば、掛け捨て型の安い保険、例えば入院時一日6000円というものだけで、サポートとして十分かもしれません。
これであれば、月掛け金はわずか2000円という医療保険もあります。
外貨建て保険、個人年金保険、貯蓄型保険、がん保険、学資保険は手数料を相当ボッっている?
これらは、保険と貯蓄(運用)という二つの特徴を掛け合わせています。
途中解約すれば、今までの積立額に対する返戻率は70~90%で、一度契約すれば解約しにくい構造をつくっています。
生命保険に限って言えば、生命保険文化センターの「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」で、生命保険保険料の支払額は全世帯平均は年38万5000円であることが明らかになっています。
月3万2000円であり、大半の場合で保険のみならず貯蓄(運用)機能を合わせた保険に加入していることが推察できます。
こういった、保険会社の運用は、手数料は割高と言われており、外貨建てなら尚更、為替などでの手数料も追加されます。
まさしく保険と貯蓄(運用)を掛け合わせ、ごちゃ混ぜにして手数料をボッているんだと考えていいでしょう。
30年で返戻率120%?
適切な長期投資の知識を少しだけでも勉強すれば、30年で120%がいかに大したことのないリターンであるかが理解できるはずです。
iDeCo、企業型DC、積立NISA、ジュニアNISAを利用して、運用は自分で実践しましょう。
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