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日本人はお金の仕組みを知らない、学ぶ機会もない

貧困は連鎖する、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

でもこれってなぜだろう?

資本主義社会では、お金持ちほど富を得やすく貧しい人はいつまでたっても貧しいままです。

これは、投資家が投資で得ることができるリターンが、労働者が労働で得るリターンよりも高いことが一つの理由です。

しかし、これだけではないと思うんです。

貧困が連鎖する理由ついて解説します。

わたしのツイートです。

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    *8月3日記事執筆時における数値です。

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投資家は労働者よりも有利という事実がある

投資家は労働者よりも儲かる、これは紛れもない事実、フランスの経済学者トマピケティがr>gという不等式を過去年十年ものデータで証明しています。

rはreturn on capital、gはeconomic growth rateです。

資本収益率 > 賃金成長率

つまり、投資家が投資で得るリターン>労働者が労働で得るリターンと言い換えることができます。

具体的な数字では、4~5% > 1~2%です。

このわずか3%に違いは1年だけであれば大した差ではないように感じますが、長期でみれば複利効果が働き、圧倒的格差を生じます。

そもそも、1億円を持っている投資家は、何にもしなくても、資産を株式に置いておくだけで、年間300万円の配当収入が期待できます。

これであれば、もはや新卒の労働者が汗水たらして、上司に扱き使われて稼ぐお金と同じなわけです。

一般労働者として企業勤めをしようとは考えないでしょう。

10億円持っていれば、年間3000万円です、年間で3000万円なんて普通の暮らしをしていては使い切れません。

お金があれば、経済的余裕だけではなく、時間的余裕もあるわけです。

では元々お金持ちではない一般人が、お金持ちになるためにはどうしたらよいか?

ただ、株を買えばいいだけです。

働きだしたら(バイトをしだしたら)、せっせと株を買う。

資産を買う習慣をつければ、時間はかかりますが、いずれ資産が資産を運んでくるようになります。

どうして、こんな簡単なことを誰も教えてくれなかったのだろう。



日本人はお金の仕組みを知らない、学ぶ機会もない

日本の義務教育の中で、お金に関する授業はありません。

貧乏でいてくれたほうが、人は一生懸命働くから、国や会社にとっては都合がいいのでしょう。

だから、税制の仕組み、節税の方法、資本主義のお金の流れ、投資家が儲かるという真実を学ばせないのだろう、と勘ぐってしまいます。

だったら、自ら学べばいいじゃないか。

大抵の人にとって、労働は生活費を得るためで、家族を養うためであるのが第一目的だと思います。

生活費の足しになる、家族と楽しむための機会が作れる、そのための行動をすればいいと思うのです。

総務省が実施した社会生活基本調査で明らかになったのは、有業者(仕事をしている人)のうち一日あたりの勉強時間は平均6分だということです。

これには具体的な勉強に関する時間のみだけではなく、自己啓発に関する時間も含まれています。

自己啓発に関する時間を含めて6分しかやっていない、言葉を失います。

社会人になった途端にみな勉強しなくなってしまうのです。

こうして、日本人は、義務教育のなかで、お金を学ぶことなく、社会人となり、社会人になってもろくに学ぼうと行動しないので、いつまでたってもお金の仕組みがわからないままです。

お金は生きていれば一生関わる事柄ですから、仕組みがわからなければ生涯貧乏なままです。

貧困が連鎖するのは、r>gという要因よりも、その事実を知らず、学ぶ行動さえしない性質の問題かもしれません。

日本人は一生懸命働く精神がある、と言われてきましたが、目一杯働くよりも、少しだけお金の仕組みの勉強するほうが、よっぽどはやく生活を楽にすることに繋がります。

配当くん
投資家のほうが労働者よりも美味しいことを大半の人は知らない





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